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| 日本人にとって音楽とは何か、民族音楽学者と作曲家が縦横無尽に語り合い、日本の音楽文化を論じる。30年前に語られた対談も、今の日本音楽事情にも通じ古さは全く感じさせない論壇を張る。「敏感な感性と広く深い学識で尊敬を受けてきた民族音楽の第一人者、僕にとって親しくそして尊敬する大きな存在」と小泉文夫さんが早世されたこと(1983年没)を残念がっておられた。 TV番組「音楽の旅はるか」のことで、小泉さんに相談し色々のサゼッションを受け、そして素晴らしい旅を一緒に行ったと秋谷のお宅で、ビデオを見ながら話されていた。 バリ、トルコ、ルーマニヤ、インドなど團氏とは、異なった切り口でそれぞれの国を訪れておられたシーンを思い出す。 戦前、戦中、戦後の時代を生きてきたこれらの偉大な人々の残されたものを通読玩味し、次の時代の人々に継承されたいものだと思うのは私だけではないだろう。頁数は、少ないが凝縮された内容は、日本の音楽をもう一度見直そうという気持にさせられる。(早崎日出太) |
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| ID | 章節 | 項目名 | 頁数 | 著者 | |||||||||||||||||||
| 01 | 日本音楽の現状をどう見るか | 6 | 小泉文夫 | ||||||||||||||||||||
| 02 | 第1章 | 人間にとって音楽とは何か | 29 | 團伊玖磨 | 小泉文夫 | ||||||||||||||||||
| 03 | 1.音楽は人間どれだけ必要か | 30 | 以下共著 | ||||||||||||||||||||
| 04 | 2.音楽の感動をどこに求めるか | 37 | |||||||||||||||||||||
| 05 | 3.日本の歌の声をどうつくるか | 45 | |||||||||||||||||||||
| 06 | 4.民族の伝統をいかに生かすか | 54 | |||||||||||||||||||||
| 07 | 5.音楽の充実感は取り戻せるか | 66 | |||||||||||||||||||||
| 08 | 第2章 | 個性ある民族音楽 | 81 | ||||||||||||||||||||
| 09 | 1.日本はいまも西洋音楽を追っているか | 82 | |||||||||||||||||||||
| 10 | 2.アジアの国々は西洋音楽にどう対したか | 96 | |||||||||||||||||||||
| 11 | 3.なぜ日本音楽は文学に偏したか | 101 | |||||||||||||||||||||
| 12 | 4.見えない音が歴史をくぐってどう残るか | 107 | |||||||||||||||||||||
| 13 | 5.音楽の教育はこれからどうしたらよいか | 125 | |||||||||||||||||||||
| 14 | 第3章 | 日本音楽の論理 | 131 | ||||||||||||||||||||
| 15 | 1.明治以後がいかに不徹底だったか | 132 | |||||||||||||||||||||
| 16 | 2.日本語を音楽的にどう処理するか | 141 | |||||||||||||||||||||
| 17 | 3.われらの内なるものに望めないのか | 156 | |||||||||||||||||||||
| 18 | 第4章 | 文化の型と音楽 | 167 | ||||||||||||||||||||
| 19 | 1.フォルム感覚は西洋音楽をの占有物か | 168 | |||||||||||||||||||||
| 20 | 2.馬の文化がいかにリズムを作ったか | 180 | |||||||||||||||||||||
| 21 | 3.人間関係は音楽をどう決めているか | 187 | |||||||||||||||||||||
| 22 | 4.音楽が個性的である必要があるのか | 194 | |||||||||||||||||||||
| 23 | 5.著作権への尊敬を何で表すべきか | 201 | |||||||||||||||||||||
| 24 | 6.技法の開発に錯覚がありわしないか | 209 | |||||||||||||||||||||
| 25 | 日本人の音楽を探る | 218 | 團伊玖磨 | ||||||||||||||||||||