| ウェンズディ・コンサート〜中国琵琶&二胡 お洒落な街から洋々たる中国のメロディーを |
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日 時:2009年2月25日(水曜日) 開 場15:00/開 演:15:30 会 場:広尾ガーデン・レストラン「シェ・モルチェ」 (東京都港区広尾4-1-29) 交 通:地下鉄日比谷線、広尾駅下車徒歩1分 料金:¥3,500【全席自由】 お茶、ケーキ付ご予約制 ●演奏者:シャオ・ロン(邵容、琵琶)/武楽群(ぶらくぐん、二胡) プログラム 喜洋洋/蘇州夜曲/陽関三畳/河南小曲/十面埋伏/春江花月夜/ 早春賦/ブラームスの子守唄/シューベルトの子守唄/賽馬(競馬) 総合企画:大滝てる子 お問合せ:レストラン「シェ・モルチェ」TEL:03−3442−1851 |
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| 会場は、メトロ日比谷線の広尾驛のすぐ傍にある広尾ガーディン1階。 ここだけは、一歩店内に入ると東京の喧騒を忘れたような、大きなガラス窓の外の庭園に四季折々、色とりどりの花が咲くレストラン「シェ・モルチェ」がある。 ウェンズディ・コンサートは、ここを会場として、長年、大滝てる子が企画立案レストラン「シェ・モルチェ」の協力により続けてきた来た息の長い音楽会であり、毎回、多くの演奏家とのコラボレーションはファンにとっても定評がある。とくに、名歌手として一時代を築いた父母、霧島昇、松原操(ミス・コロムビア)の歌を歌い継いでいる彼女のファンは、この美しい環境と大滝の歌唱と共演する演奏家の熱演に満足しているはずである。 今回は、中国琵琶の名演奏者シャオ・ロンと二胡の普及に指導的な立場で貢献している武楽群を迎えて伝統的な中国音楽を主に演奏をする。武樂群は、他にも絵画や舞台芸術など広い見識で種々の文化継承に持って生まれた才能を発揮し芸術文化を広めるとともに、多くの後継者を育成している。 ここに取上げられたプログラムは、琵琶や二胡で演奏される中国の伝統的名曲であり、広大な中国の風物や歴史を二つの奏法の異なる弦楽器がカラフルに表現する。 シャオ・ロンは、多くの演奏家との共演を経験したいと日本にやって来た。 現在では、日本の伝統的な舞踊や声明、種々の邦楽器、洋楽器と洋の東西を問わず、もちろん、クラシック、ジャズ、ポピュラーと巾広い演奏を試みて成功している。シャオ・ロンの音楽姿勢は、私の聴いていた過去の伝統的な中国音楽の形態を超越していると思う。トレモロ奏法からの多様な演奏は、さながら多人数で構成されるオーケストラのように聞こえる。特に圧巻は、シャオ・ロンの熱演が期待される「十面埋伏」である。 中国最大の歴史的なスペクタクル、漢楚の戦の模様を、琵琶の演奏だけで表現する。 覇王項羽が四面楚歌の窮地に追い込まれ、虞美人とともに自決するまでのドラマ。曲中、角笛、布陣、伝令、出陣、萬馬の嘶き、剣戟の擦過音までを絃のつま弾きで、繊細、ダイナミックな表現を発揮する。 他のアーチストとは、一線を画した素晴らしい演奏がきけるのである。 二人の名演奏家がどのようなドラスチックな楽の音を聞かせてくれるか楽しみである。(早崎日出太) |