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アジアの薫風 響きあおう、共に生きよう 国境や 言葉を超えた 心のコミュニケーション シャオ・ロン(中国琵琶) 張勇(二胡) 宮山晴美(ピアノ) 日時:2005年7月30日(土曜日) (18時30分開場/19時開演) 場 所:藪塚本町文化ホール「カルトピア」 太田市大原町505−2 主 催 遊ING.J.ネットワーク 太田市大原町1584−1 藪塚本町文化ホール 後 援 上毛新聞社 朝日新聞前橋総局 朝日ぐんま・桐生タイムス社 |
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| 料金:前売・当日券 2,000円 高校生以下 500円 |
お問い合わせ: 藪塚本町文化ホール「カルトピア」 TEL:0277−78−0511 遊ING.J.ネットワーク TEL:0277−78−7291 |
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◆シャオ・ロン(中国琵琶) 中国上海生まれ。国立北京中央音楽学院(大学)卒業。 人間国宝級の中国琵琶の大家である劉徳海に師事。 1987年、国立上海民族楽団に琵琶ソロ奏者として入団。同年、上海芸術祭で優秀芸術賞を受賞。 1989年に来日し東京芸術大学に留学。 1990年、劇団四季「マダムバタフライ」公演に出演し注目を浴びる。 「天平楽府」(奈良正倉院所蔵の国宝級古代楽器のレプリカによるアンサンブル)のメンバーとして現存する1200年前の五弦琵琶(レプリカ)奏者として活躍、日本文化庁派遣によるアメリカ公演や中国の公演に参加。 1998年、日本フィルハーモニー交響楽団によるタン・ドゥン作曲のオペラ「マルコ・ポーロ」公演のソリストとして出演。 1999年、札幌交響楽団との共演で圃伊玖麿作曲「万里長城」を演奏。 1999年、「パシフィック・ミュージック・フェスティパル1999」に招かれタン・ドゥン作曲「琵琶と弦楽器オーケストラのための協奏曲」を世界初公演。また、横浜みなとみらいホールでのアジア作曲家会議演奏会やサントリー音楽財団創設30周年記念コンサート等に出演。 2002年、ルーマニア国立放送交響楽団、大阪シンフォニカー交響楽団、中国国立交響楽団、ジョルジュ・工ネスコフィルと共演。 2003年、徳島県民文化祭オープニンブコンサートで三木稔作曲「瀬戸内夜曲」と「ORIGIN」を演奏。 2004年5月、NHKアジアハートフルコンサートに出演、全国にテレビ放送された。 2004年8月、サントリーホール主催サマーフェスティパル2004「ミュージックトゥデイ21〜音楽の現在〜」に出演。 2005年3月、音楽のまち・かわさきで「アジア交流音楽祭」に出演、中国、韓国、日本の名演奏家熱演。 2005年4月、第2回アジア楽士の会「春爛漫音楽祭2005」上野文化会館で出演。 録音作品には、CDとして「蘭」、「蘭U」(パシフイックムーン)、「緑」、「ニューエイジアU」、「ASLANMUSE」(東芝−EMI)、朗読「源氏物語−藤壺(瀬戸内寂聴作)」(NHKサービスセンター)。 宇宙戦艦ヤマト生誕30周年を記念、宮川彬良「アコースティックヤマト」(日本コロムビア)。、DVDとして入門教則用の「中国琵琶」(ドレミ楽譜出版社)がある。 現在、女子十二楽坊プラティアアカデミー中国古典楽器スクールの主任講師も務めている。 シャオ・ロンの演奏の底辺にある、国境や言葉を越えた音楽という言葉でともに語ろうという真摯な姿には、聴くものの心を打つ。 ◆張 勇(二胡) 5歳より二胡の英才教育を受け、 1984年、中央音楽学院民族器楽科入学、二胡の第一人者である王国撞(Wang Guotong)に師事する。 1988年卒業、二胡ソロ奏者として中国内外で演奏活動を展開。芸術学院で教鞭をとるなど豊富な実績を持つ。 1994年に来日、現在日本各地でソロコンサートを行うほか、映画やTV番組・CM音楽録音、邦楽やジャズ・現代音楽・吹奏楽・合唱との共演、演劇のバックミュージックなど中国民族音楽の枠を超えた幅広いジャンルで活躍中。 2002年、NHK−BS年越し特番「キックオフ!アジア新時代」出演。「アジア音楽祭」などの音楽祭にも参加多数。日中擦弦菜器ジョイントコンサート「亜細亜弦想」などコンサート企画を手がけるいっぽう、二胡教室、カルチャー講座などで二胡の普及に努める。二胡以外にも高胡、京胡、板胡などの胡琴類を弾きこなすマルチプレーヤーでありダイナミックかつ繊細な表現力と卓越した演奏技術には定評がある。また、中国西南部の少数民族音楽にも精通し、少数民族音楽をモチーフにした作曲も多い。 2002年、アルバム「張勇二胡の世界(T)《草原情歌≫」CDをリリース。 2004年、日本テレビドラマ「乱歩R」テーマ音楽録音。セカンドアルバム「張勇二胡の世界(U)《劉天華十大名曲≫無伴奏−」をリリース。 2004年10月、浜離宮朝日ホールにおいて来日十周年記念コンサートを開催、中国音楽を中心に6種の胡琴を弾きこなし聴衆を魅了した。 中国音楽家協会・中国二胡学会・中国民族管弦楽協会会員。香港中葉学会特連理事。 ◆宮山 晴美(ピアノ) 群馬県立太田女子高校卒業。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。 音楽の真髄を極めた琵琶奏者、天才シャオロンが息の合う共演者として指名するだけに、通常、種々の合唱の言葉の韻律やハーモニーを大切にし、曲想の真髄を極めている演奏者だけに、中国音楽の底に流れる雄大な歴史や風物を描くために千変万化する琵琶を助け、演奏を高揚させるに相応しいアーチストだ。 現在、太田音楽家協会、会員。コーラスグループ、「コールアゼリア」、「ラルゴ」、「ゆりかご」の専属ピアニストとして活躍中。 |
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program(プログラムは、都合により変更する場合があります)
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| プログラム 第1部(琵琶、二胡による演奏) 1 紫竹調 (江南地方民謡)琵琶・二胡 江南地方は、日本の仏教と関わりが深い。西や北に向かう遣唐使は、必ず、ここを通った。揚子江の南に広がり上海の北西に位置する水の豊富な地方。米どころ、魚介類が豊富、有名な上海ガニでも有名。豊かな地域には、各種の楽器を使っての音楽も多い。 紫竹調は、それぞれの地方の音楽的伝統を基盤として、各種楽器、笛子、琵琶、二胡などの室内楽的な編成でその地方の特色のある民謡のことを総称する。 2 蘇州夜曲 (服部良一:作曲 西条八十:作詞)琵琶・二胡 服部良一が蘇州を訪れ、その美しい風景に魅せられ、一挙に書き上げたという。 メロディだけで中国蘇州を彷彿とする。蘇州というのは現在の「江蘇州」。上海の西、浙江省(杭州)の北。南船北馬でいう「南」そのものの地形でクリークが巡らされ船往来する水の都。團伊玖磨「パイプのけむり」に「田園の中に白壁の家が散在する水の多い地帯だ」と著されている。 映画「支那の夜」主題歌。 歌詞について、一般に恋の歌と歌っているが、先日NHKTVで氷川きよしが島の歌と歌っていた。唄い出し2行で、 「君がみ胸に 抱かれてきくは 夢の船唄 恋の唄」と思っている人が多いが、 「君がみ胸に 抱かれてきくは 夢の船唄 鳥の唄」と、服部良一全集にはなっている。 3 十面埋伏(中国古曲、 曹安和:編曲)琵琶 日本では、古くから琵琶法師が源平の戦いを語ったように、中国最大のスペクタクルである漢楚の戦いの模様を、琵琶の演奏だけで表現している。 覇王項羽が四面楚歌の窮地に追い込まれ、虞美人とともに自決するまでのドラマ。琵琶のもつパワフルでダイナミックな表現は、剣戟の響きや馬のいななきまでドラマティックに表現する。 虞美人草の名は,虞美人の鮮血が化して草花になったという悲しい伝から来ている。 4 春江花月夜(中国古曲、 朱潤福:編曲)琵琶 「たそがれ時、夕日の残照が川面や山林を神秘的な色彩に染める。ふと船上から簫や鼓の樂が起こり、美女が歌いながら優雅に舞を始める。透き通る歌声と幽玄な山水が渾然一体と溶け合い、人々は陶酔し時を忘れる。やがて夜は更け、船頭達は声をかけあって櫓を漕ぎ、力強く船を岸へと返していった。」というストーリーを琵琶で表現する。古い曲で、作者は複数だろうと言われている。中国音楽を代表する不朽の名曲。 5 見上げてごらん夜の星を(いずみたく:作曲、永六輔:詩)琵琶 1941年生まれの坂本九は、17歳の時初めて日劇ウエスタン・カーニバルの舞台を踏む。1961年の「上を向いて歩こう」が大ヒットし、一躍スターダムの寵児となる。「上を向いて歩こう」は63年「SUKIYAKI」というタイトルでアメリカで発売されるやビルボード誌、キャッシュボックス誌で4週間にわたって1位を独走、あっという間に100万枚を突破する。 日本レコード大賞は逃したものの、日本人では初めてゴールデン・レコードを獲得するという快挙をなし遂げた。「見上げてごらん夜の星を」は63年に公開された同名の松竹映画作品の主題歌。坂本は、航空機事故で年不慮の死を遂げる。 6 草原情歌 (青海民謡)二胡 チベットの民謡、広い草原で若者が遠くの村に住んでいる思いを寄せて歌う恋の歌。 「明るい笑顔、くりくりと輝く目は、月のよう、お金も何にもいらないから、傍に居て笑顔をみせておくれ」 この地域は、民族の坩堝と言われるほど、多くの種族が住んでいる。2005年、この地、青海省の省長に女性が選ばれた。中国で省長が女性になったのは20年ぶりという。 7 荒城の月 (瀧廉太郎:作曲、土井晩翠:作詞、山田耕筰:編曲)二胡 作詩の土井晩翠は,明治4年(1871年)仙台市に生まれた。凍京帝国大学卒業後、現在の東北大学(仙台第二高等学校)で英文学の教授を務めた。 「荒城の月」のモデルは、作詩者土井の生誕地の「仙台青葉城」、また、修学旅行で訪れた「会津の鶴が城」、それに,滝の故郷大分原町山市にある「岡城」のイメージを編んだものとされているが、現在では、3つの城の所在地にそれぞれ歌碑が建てられている。 この曲は,明治34年(1901年)に懸賞入選曲として「中学唱歌」に,タイトル「荒城月」として滝がメロディ譜だけをつけて発表した。しかし、後年、山田耕筰によって伴奏用の譜面として編曲、作曲されたものが現在歌われているものである. 大正10年(1921年)藤原義江がイギリスに演奏旅行をしたさい、当時の日本大使館の一等書記官吉田茂のアイデアで、文化人やマスコミを集めたパーティの席上でこの歌を披露したことから高い評価を得て、日本歌曲として有名になった。 8 良宵 (中国古曲 編曲: 劉天華)二胡 劉天華は有名な二胡の指導者でもあり、作曲家、演奏家としても著名である。 この作品は、彼の傑作のひとつと言われている。旧暦のお正月。中国では、近年西暦が「標準」となっているが、農業では、昔ながらの旧暦(太陰暦)が使われてきた。そして、旧暦の新年の元日を『春節』として祝った。 大晦日の夜、爆竹の響きを聞きながら友人や家族が集い、素晴らしい料理や酒で歓談する。そんな状況のなかでこの曲は生まれた。「除夜小唱」の別名があり、70年前に作曲されたにも関わらず、多くの人に愛され続ける名曲である。 9 賽馬(競馬) (黄海懐:作曲) 琵琶・二胡 草競馬の音楽。1964年「上海の春」音楽コンクールで発表された。内蒙古の祭りで催される草競馬の興奮を描いたもの。曲は3つの部分からなり、第一曲は、駿馬の快走するレースの場面、第二曲は、内蒙古のメロディーで、人々のお祭り気分を歌っている。第三曲は、この曲のクライマックスで、内蒙古風の跳躍を生かしたメロディーで、広大な草原での競走は最高潮に達する。 第2部(琵琶、二胡、ピアノによる演奏) 10 花 (喜名昌吉:作詞、作曲) 琵琶・ピアノ 1980年(昭和55年コーラスグループ「喜納昌吉とチャンプルーズ」が歌い、世界的に有名になった。副題は「すべての人の心に花を」で、多くの歌手や、器楽奏者がカバーしている名曲。太平洋戦争の最終戦場となり、多くの人々が犠牲となった沖縄戦、悲惨な戦場を経験したものものでしか分からない戦争中の悲劇、戦後の占領地としての屈辱と悲惨、そんな思いを込めた「花」は、世界平和を願う心の叫びではないかと思う。前奏が始まると、そんな心の歌が全ての人の心に沁みこんで来る。心の中に花を咲かせる優しい心で世界平和をと訴える。 11 True Love (京田誠一: 作曲) 琵琶・ピアノ 優雅なピアノと繊細なシャオ・ロンの琵琶が空間を埋める。シャオ・ロンの魅力を一杯に詰めこんだ1枚目の「蘭」からの抜粋曲「トゥルーラブ」。 女優田中美里の軽妙なナレーションとアジア各国の楽器演奏でファンに人気のFM放送J−WAVEで放送されたもの。アジアの神秘的でおだやかなシーンを空想させる曲想だ。田中は、この放送の中で「1曲、1曲を聴くたびに、実際にその国の肌に触れて見たい!、ああ、旅に出たい。未知数のアジアを私と一緒に行きませんか」と語りかけている。 12 冬のソナタ〜「最初から今まで」(作曲:RUY)琵琶・ピアノ このドラマは、初恋という運命で出会う三人の男女の物語。運命は彼らを引き合わせ、また離れさせる。そして時には「家族」という言葉で彼らを悩ませる。 チュンサン、ユジン、サンヒョク、そしてチュンサンに生き写しのミニョン。このドラマを見ていると、昔、NHKのドラマ「君の名は」を彷彿として、昭和20年代に戻ったような錯覚に陥る。夢中になっているファンは、このドラマを知らない世代か。 13 鈴蘭 (城の内ミサ:作曲) 琵琶・ピアノ 国際的に活躍している城の内ミサの作品は、特に、日本をメインにアジアの音楽をリリースした作曲作品は、欧米でも好評を博し、世界各地で行われる音楽祭に指揮者、演奏家、音楽監督と八面六臂の活躍中、また、作曲家としてクラシック、広いジャンルの作品を発表アジアの各種の楽器奏者との作曲、競演と現代の売れっ子アーチスト。 琵琶の特徴を生かした可憐なメロディーは、シャオ・ロンのテクニックを最大に引き出している。CD「蘭U」にコンプリートされている。 14 涙そうそう (BIGIN:作詞、作曲、 森山良子: 作詞)琵琶・ピアノ 最近、夏川りみが歌って有名になった。タイトルは、沖縄の方言で涙がボロボロとこぼれる様子を表す、今や喜納昌吉の「花」と並んで沖縄の人によって生まれた代表的な歌として、多くの歌手や種々の楽器に編曲されて演奏されている。 15 シューベルトの子守唄 (シューベルト:作曲、松井裕紀子:編曲)琵琶・二胡 明治42年に「女性唱歌」に紹介された。最初、近藤朔風という人の翻訳が難しく、現在は、内藤濯(セノオ楽譜24)が一般的に歌われる。この歌は、シューベルト恋多き19歳の頃の作品。 16 ブラームスの子守唄 (ブラームス:作曲、松井裕紀子:編曲) 琵琶・二胡 どこかで聞いたことのある有名な子守唄2曲。新進気鋭の作曲家、松井由紀子が今日のため編曲した安らぎの音楽。こんなミュージックシーンで子供を育てたらいい子に育つに違いない。 17 夏の思い出(中田喜直: 作曲、江間章子:作詞) 二胡・琵琶・ピアノ 昭和24年NHKのラジオ歌謡(昭和21年スタート)で石井好子が歌って、尾瀬とミズバショウが有名になった。尾瀬の湿原や周辺の山々には、四季折々、美しい花が咲く。新潟生まれの岩手で育った詩人の江間が戦争中、6月ミズバショウの最盛期に尾瀬を訪れたという。その印象を綴った詩に中田喜直が曲をつけた。 |
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